生成AIの台頭によりポスト産業資本主義の会社論は岐路に立たされている(C)JRdes//shutterstock.com 日本を代表する経済学者・岩井克人氏に、世界と日本の行方について問うインタビュー。 トランプ政権誕生に… ...
大統領選が本格化する前、『文藝春秋』2024年6月号に、「2つのディストピア ...
2024年に3度の首相交代があったフランスだが、日本なら宮澤喜一内閣時代に初入閣した4人目の首相も時代錯誤感は否めない。大統領があえて老練な政治家を選んだのは、再度の内閣不信任を避けようとしたからだと見られている。議論と妥協という前提を左右両翼が間接 ...
イランは2011年以降、アサド政権維持のために300億~500億ドルを費やしたとの試算がある。それはシリアがイスラエルに対する「抵抗の枢軸」、つまり非国家主体のネットワークの戦略的要衝だったからにほかならない。イランはシリア「陥落」にどう対処するか。
「ジャニーズはアート」というのは拙著の主張のひとつで、批判をあびたコンサートの演出と会田誠の『滝の絵』との類似性などにも触れている。アートにおける性的表現がどこまで許されるかという問題に対しては議論がつきないが、この本はそこに大きな思考の手助けをくれ ...
アフガニスタンおよびパキスタンで国際テロ組織アル・カエダの準軍事組織「ラシュカル・アル・ジ」、通称「影の軍団」が影響力を増しているようだ。米国のテロ・軍事情報メディアによると、「影の軍団」は、二〇〇一年末の米国のアフガニスタン侵攻 ...
昨年五月の大統領就任以来、着々と国内の政権基盤を強化しているプーチン・ロシア大統領。政権に批判的なマスコミに対しては刑事事件として捜査のメスを入れるなど、“政敵”を次々と骨抜きにしている。早くも長期安定政権の呼び声が高いが、その ...
フランスを筆頭とする反対派は、トルコの「三つの異質性」に抵抗している――トルコの欧州連合(EU)加盟問題が、今年山場を迎える。十二月のEU首脳会議で、加盟交渉を開始するかどうかを決めることになっているからだ。トルコ問題を延々と先送りして ...
野球界の偉人ベーブ・ルースの死から六十年の今年、ふたつの「新証言」が取り上げられ、その存在がいまだにアメリカの人々の意識のなかで大きいことがあらためて示された。まずはアメリカ歯科協会報。五十三歳の若さで亡くなったルースの死因は ...
真っ暗な森に生えるもやしのような木――日本の森林は崩壊寸前だ。疲弊した林業を復活させ、森の恵みを取り戻すための処方箋を提示する。わが国は国土の三分の二(二千五百万ヘクタール)を森林が占めるほど森林資源に恵まれた国であり、先進国の中 ...