能登半島地震と豪雨の追悼式で遺族代表の言葉を述べた石川県穴水町の小林由紀子さん(53)は、地震で最愛の父洋一さんを82歳で亡くした。父から継いだ衣料品店も倒壊し、今は仮設店舗で営業を続ける。「店を守り抜くことが父への感謝になる」とし、地域への恩返しも ...
能登半島地震 で「朝市」の火災など甚大な被害が出た石川県輪島市。市内では朝から多くの住民らが初詣に訪れ地元の復興を祈願する一方、地震発生時刻には、市内各地で故人を思い、花を手向ける人の姿がみられた。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は1日、先の衆院選後の野党の状況について「国民の意思は間違いなく自公政権を否定した。その意思に応えきれない野党の姿は一体何なのか」と強い不満を示した。3度目の政権交代に向け、「野党の諸君が国民からどういう使命を託されたか自 ...
常翔学園は同じBシードの天理を7点差で振り切った。0―5の前半終了間際、敵陣ゴールライン前。相手の反則でスクラムを選択した。白木監督は「ショット(PG)を狙ってもよかったところだが、攻めて勝つのがうちのチームカラー」。相手守備がナンバー8の井本に注意 ...
関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は1日までに時事通信のインタビューに応じ、4月開幕の大阪・関西万博で各企業がお披露目する新しい技術やアイデアに期待を示した。その上で「どう商用化するか。レガシー(遺産)として考えないといけない」と語った ...
蛍光灯の製造と輸出入が、3年後の2027年末で禁止される。国内の在庫はいずれなくなり、発光ダイオード(LED)照明に交換する動きが今後加速しそうだ。ただ、大半の家庭用照明とは異なり、オフィスや店舗などの業務用のほとんどは国家資格を持つ作業員が照明器具 ...
ホンダは5区の青木の奮闘も実らず、連覇を逃した。3000メートル障害で五輪2大会連続出場の27歳は、48秒あったトップとの差を縮め、残り1.5キロほどで先頭へ。突き放して区間賞に輝いたが、アンカーの中山が逆転を許した。青木は「まだまだ差をつけて渡すことができた。目の前の勝負にこだわり過ぎた」と反省を口にした。
2025年の外国為替市場の円相場の動向について、市場関係者の多くは足元の歴史的な円安水準からの修正は進まないと予想する。日銀が利上げを進める一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げを継続するが、いずれのペースも緩やかとの見方からだ。ただ、同年1月 ...
能登半島地震で、石川県珠洲市の藤部巴さん(33)は母と長女と約120キロ離れた町に避難した。自宅は津波に襲われ、2024年9月の豪雨にも見舞われた。「それでも珠洲で暮らしたい」。避難先で出産した長男も連れ、夫の待つ地元に帰ってきた。
【ソウル時事】韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件は、尹氏に対する拘束令状が発付されたことで大きなヤマ場を迎えた。令状は1月6日までに執行する必要があり、尹氏の身柄拘束は目前に迫りつつある。当初、捜査機関は現職大統領の拘束に慎重な対 ...
能登半島地震では、石川県の馳浩知事が発生直後に被災地への不要不急の移動を控えるよう求めたため、ボランティアの初動は鈍かった。SNSで「被災者の迷惑」と批判の目を向けられることもあるボランティアだが、県災害危機管理アドバイザーを務めた神戸大の室崎益輝名 ...
能登半島地震は1日、発生から1年となった。死者は直接死と災害関連死を合わせ504人に上り、被災地には昨年9月の豪雨の爪痕も強く残る。甚大な被害が出た石川県輪島市では追悼式が開かれ、遺族らは地震発生時刻の午後4時10分、黙とうをささげて犠牲者の冥福を祈り、能登の再生を誓った。